3000形
3001〜3008号
5編成が運行中

西鉄福岡市内線からの移籍後改造車

 この形式は1976年から移籍を始めた西鉄福岡市内線の2連接車を3連接車に改造して生まれました。当初は宮島線直通運用でしたが新型車の導入に伴い順次市内線へと転属していきました。3001号は1992年に廃車・解体となり、3005号・3006号は2015年7月に廃車された後、にミャンマーに譲渡されました(2016年1月から運行していましたが、諸事情で同年7月には運行休止になっているそうです)
 3007号・3008号のAB(先頭車)は西鉄から移籍後しばらくは広電1300形2連接車として運用されていたものです。1981年に3連接に改造されました。3005号と3006号のC(中間車)のみ、側面窓の上下幅が広くなっています。基本的に3000形にはピンクの帯が窓下に1本入っていますが、この3004・3005・3007・3008号には車輪上にも帯があり計2本になっています。広告電車に使われておりこの帯の間に広告を付けています。
 「ひろしまドリミネーション」の一環として3006号が「イルミネーション電車」として運転されました。
 
3001〜3008号
製造 日立製作所・汽車製造
広電竣工 3001号:1979年12月30日
3002号:1979年12月30日
3003号:1980年12月30日
3004号:1980年12月30日
3005号:1981年1月31日
3006号:1981年3月31日
3007号:1981年7月16日
3008号:1982年6月30日
廃車 3001号:1992年12月19日
3005号:2015年7月 ミャンマーへ譲渡
3006号:2015年7月 ミャンマーへ譲渡
構造 全金属製連接車
定員 180人(座席:76席)
全長 25.25m
全幅 2.40m
全高 3.94m
標準(ワンステップ)
車両編成 3車体4台車連接固定編成
編成出力 62kw×4
駆動方式 吊り掛け駆動

3002号

2004年7月5日撮影 本通電停


2004年8月10日撮影 広電千田車庫
(敷地外から撮影)

3003号
3003号
2004年12月2日撮影 市役所前付近

3004号

2005年7月27日撮影 日赤病院前

3005号
宝石の和光(初代広告)
2004年9月15日撮影 中電前付近

3006号 イルミネーション電車:2003年 2004年
3006号
2005年8月1日撮影 紙屋町東電停

3006号
2005年9月5日撮影 本通電停付近

3007号
3007号
2005年5月2日撮影 広電千田車庫
(敷地外より撮影)

3008号
明治カール
2010年2月24日撮影 袋町