おもしろ写真 11

動く宝石「ラミーカミキリ」

 今回も船や楽しい写真で大変お世話になっているorange8様に頂いた逸品です。
 この虫は成虫の体長が約1〜2cmのカミキリムシの1種「ラミーカミキリ」です。体長とほぼ同じ長さの触角をもっています。身体の模様がとてもきれいなのでマニアの間では「動く宝石」とも呼ばれているようです。この虫はもともと日本にいた種類ではなく、幕末から明治初期に中国大陸から輸入されたラミーという植物にくっついて入ってきたと考えられ、名前もそこから取ったということです。日本国内での分布は関東地方以西の西日本で、九州では5〜8月頃にわりと多く見られるようです。最近温暖化に伴い、次第に分布が北方面に拡がっているということです。
 結構動きの素早い虫ですし、動きやすい葉なのにとてもよく撮れていますね。さすがです。
 写真提供ありがとうございました。撮影日:2008年6月27日


     ん? 何やらエロスを感じる怪しい花陰に虫がいるではありませんか…
    これはいったい??
 
花陰に潜むラミーカミキリ
 
 
カメラのレンズを向けそっと覗いてみるときれいな色の虫が…
 
横からパチリ


写真をアップしてみるとそこにいたのは…。おお!動く宝石と呼ばれる、伝説の「ラミーカミキリ」ではないか! (しかしよく撮れてるなぁ)
 
ズームイン!


 きっとこのアングルに動くまで、随分待たれたことと思います。こうして見ると本当にきれいですね。背中にある二つの黒丸は、目のようにも見え、パンダの顔のようにも見えますね。私も一眼レフがほしいな。でもいくらいいカメラを持っても観察力やセスが無いとこのようないい写真は撮れませんね(脱帽!)
 
真上からの一枚