ここは大和ミュージアム 屋内展示船コーナーです

2005年4月23日にオープンした、呉市の「大和ミュージアム」
芝生広場に展示してある懐かしい船体たちの写真です。
水中翼船「金星」は、「いろいろな水中翼船」のページもご覧ください。
 
2005年4月30日撮影
 
 テクノスーパーライナー(撤去されました)

テクノスーパーライナーは、平成元(1989)年度に研究・開発がスタートしました。速力50ノット(時速93キロ)、貨物積載量1000トン、500海里(約930キロ)以上の航続距離を持ち、荒れた海でも安全に航行できることを目標に、研究・開発が進められてきた超高速貨物船です。ここに展示してあるものは、最初の自航基本モデルです。

 全長:12.70メートル 幅:3.68メートル
 最大速力:24.3ノット(時速45.0キロ) 乗員:11名

《 案内板より抜粋 》
 
TSLは神戸海洋博物館にも展示してあります。こちらです
 
 潜水調査船 しんかい

潜水調査船「しんかい」は、戦後初の本格的潜水調査船として、海底地形・地質調査、漁場調査、海底地震の観測等のため、川崎重工業(株)神戸工場で建造され、昭和43(1968)年3月22日に竣工し、海上保安庁で運用していました。深度600メートルまで潜航可能で、昭和51(1975)年度に退役するまで、伊豆半島沖などで307回の潜水調査を行い、生物及び地下資源などの海洋調査に多くの成果を残しました。

 全長:16.52メートル 幅:5.53メートル
 最大速力(水中):2.24ノット(時速4.1キロ) 乗員:4名

《 案内板より抜粋 》
 
 
 水中翼船 金星(撤去されました)

昭和41(1966)年7月20日に日立造船(株)神奈川工場で竣工し、同年8月1日から、海上交通高速化の幕開けを告げる船として、石崎汽船(株)の広島−呉ー松山(高浜港)航路に就航していました。従来、広島ー松山間は、フェリーで2時間40分かかっていたものが、1時間10分に短縮し、当時、一世を風靡しました。昭和44(1969)年5月3日以降は、平成11(1999)年5月9日に退役するまで、尾道航路や松山ー三原航路に就航していました。

 全長:19.35メートル 幅:7.5メートル 総トン数:63.75トン
 最大速力:35.0ノット(時速64.8キロ) 旅客定員:68名

 《 案内板より抜粋 》