日本一短い定期航路 音戸の渡し

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私のリクエストに答えてくださいました。どうも、ありがとうございました。

航路 船 主 船名
音戸〜警固屋(呉)
音戸渡船(花本方美氏)
かもめ ・ つばめ
 
 音戸の瀬戸は、永万元年(1165)、平清盛(たいらのきよもり)が西の海に沈もうとする夕日を金の扇で招き返し、1日で切り開いたという伝説の残る、幅は南口で約80m、北口が約200mの小さな海峡です。この流れが速く行き交う船の多さで知られる瀬戸を横切る渡船が「音戸渡船」。この航路は距離120mを片道約3分で結ぶ日本一短い定期航路です。ここには時刻表がなく、お客さんが来ればすぐに出港するか対岸から迎えに来てくれるという、これまた日本一のどかな人間味のある渡し船なのです。
 多くの人に親しまれたこの航路も、第二音戸大橋の開通やコロナ禍による乗客の減少に加え、台風による船の損傷などにより営業存続が難しくなり、2021年10月31日をもって廃止となってしまいました。本当に長い間ご苦労さまでした。
あなたも3分間のツアーをお楽しみください

渡船ツアー写真集 2005年11月9日撮影
音戸の瀬戸と音戸大橋
 
タイムスリップしたような雰囲気の待合室
 
何だかタイムスリップしたような待合室
航路廃止後の音戸側桟橋